花の木農場は障害のある方とスタッフが力を合わせて、「安全・安心」で「おいしいたべものを」つくっています。「たべもの」にこだわる理由は、私たちが得意とする〝手づくり〟のよさが出せて、作り手の思いが伝わりやすい、と信じているからです。野菜はみんなで土づくりから手がけ、豚は自家養豚場で産ませて一頭一頭ていねいに育てます。手間ひまかけなくては生み出せない味を、ぜひご賞味ください。
花の木農場は、たんなる生産の場を超えて、だれもが「あそこに行ってみたい」と思っていただける場所になりたいと考えています。農場の自然の中でのんびり過ごしていただいたり、障害者といっしょに農作業や食べ物づくりをしたり。そんな体験を通して、いのちを育むこと、人と人がつながって生きていることの大切さを再認識していただきたい。そして「障害があっても自分らしく生きること」への理解を、よりいっそう深めていただければと願っています。