花の木農場には「鹿児島市電」の車両が2台、展示されています。
屋根は付いているんですが、野外展示なのでそれなりに傷みが生じるわけで。。。
そこで今回、補修工事が行われました!
工事に来て下さったのは“TI工産”の皆さん。
実際の鹿児島市電や新幹線の外装も手掛けるProfessionalな皆さんです!!
と~っても明るい皆さん、作業は真剣ですが笑顔も絶えません(^_^)
作業は、花の木農場に泊まり込みで約10日間かけて行われました。
なかなか作業の現場行けず、途中の工程は見られなかったので・・・
作業をされてる方にいろいろと聞いてきました。
作業は、まずは傷んだ塗装を剥ぐところから。
↓
続いてグラインダーという機械で付いている錆を取り、錆止めを塗ります。
↓
その上にパテという物を塗り塗装面との差を埋め、パテを砥いで表面をならします。
↓
次はコーキング(補修)。
↓
この後に控えている塗装が綺麗に密着するようにサフェーサー(目ならし)と呼ばれる作業ををして。。。
いよいよ塗装です!
塗装は黄色→緑→白の順で塗られていました。
“ペンキ”を刷毛でぬる!という私のイメージは簡単に壊され・・・(^_^;)
霧状の塗料が丁寧に丁寧に吹きつけられていきます。
実際に塗っている職人さんの目も、見守っている先輩の目も真剣!
塗料は3~4回重ねて塗られていきます。
聞いてみると、全行程の中で一番気を使うのがこの「塗装作業」なんだそうです!!
こちらは、先に塗装が終わった車両。
看板などの取り付けが行われていました。
従来はこういった看板類はネジで留められているんですが、ネジ留めをすると、そこから錆付きやすく傷みも早いということで、今回は接着剤効果のある両面テープと接着剤でしっかり固定して下さいました!
そして出来上がったのがこちら!
ピッカピカです☆
途中雨で作業ができなかったり、逆に炎天下でと~っても暑い中での作業、ありがとうございました m(_ _)m