人とのふれあいを大切に 鹿児島の大地からお届けします。

手仕事

花の木農場でも、吹く風に“秋”を感じられるようになりました。

そんな中、ハム工房では無添加粗挽きソーセージ作りが行われていました。

お肉を挽いています

まずは前日に小さくカットして下味をつけた豚肉を、赤身と白身に分けて挽きます。

次に、ミンチ状になった赤身と白身をバットで混ぜていくんですが・・・
「あれ? じゃあ一緒に挽いちゃえばいいのに・・・」と思ってしまう私。 素人です。
わざわざ赤身と白身を分けるのは、より粗挽き感を出すため。
一緒に挽いてしまうと普通のソーセージみたいにお肉が結着してしまうんですって!

 

という事で、混ぜていく時にも捏ねないようにサックリと混ぜていきます。
捏ねないように、均一に混ぜていくのは結構大変そう(^_^;)
まずはここを混ぜて・・・次にここを合わせて・・・こことここをひっくり返して・・・

混ぜ上がり

 

目指すはこの状態!

混ぜ上がったところで、少し取り、焼いて味をみます。

 

 

 

ソーセージの成形

それを羊腸に詰め、成形。

今回は規格がちゃんと決まっていて、普段のソーセージの2倍位の長さに成形しなければいけないという事で・・・
やりづらそうです。

それでも2人、モクモクと成形作業を続けていきます。

ソーセージの成形って、ちょっと力加減を間違えると腸が切れて中身が飛び出してきてしまうので難しいんです。

 

この後、乾燥させ・スモークし・すね肉ハムのブイヨンに浸け・・・金曜日に完成します。

全て心のこもった手仕事で商品は作られていきます。

さて、この無添加粗挽きソーセージ、まだ花の木農場の商品ラインナップには並んでないもの。
ではなぜ?

実は昨日から鹿児島市の山形屋で始まった「第4回 ふるさとかごしま展」に出展している
“花の木バーガー”に使用しているんです!!

花の木農場で焼いたパンに農場で育ったサラダほうれん草とルッコラ、この無添加粗挽きソーセージor無添加ショルダーベーコンを挟んでお召し上がりいただきます。

今度の日曜日、9日まで開催されていますので、皆さん是非お立ち寄りくださいね!

 

Blueberry

午前9時。
最近Blogをサボり気味(ちょっと他の仕事に手をとられてて・・・)だったので「今日こそは!」と出勤してすぐ外に出かけました。

朝晩はだいぶ涼しくなってきましたが、陽が昇っている間はまだまだ暑さ厳しい花の木農場。
外に出て間もなく汗が噴き出してきます。
そんな中、あちこちから草刈り機の音が。みんな頑張ってます!

さあ、今日の私のお目当ては・・・

Blueberry


「ブルーベリー」

 

今年は6月下旬から収穫が始まりました。
収穫はもう終盤ということでしたが、まだまだたわわに実っている木も沢山ありましたよ♫

 

今日は朝7時から始めたそうで、すでに沢山のブルーベリーが収穫されていました。
午前中のうちに収穫を済ませないと甘味が落ちてしまうんですって。
「完熟させてから収穫しないと美味しくない!」と小さな粒を一つ一つ選びながら進めていきます。
「見てごらん。この粒とこの粒じゃ色が違うでしょ?こっちの方がまだ赤いでしょ?」と言われ、じ~っと見てみましたが・・・
私には違いが分かりませんでした・・・(^_^;)
皆さん微妙な熟し具合も見過ごしません!

収穫中1       収穫中2

強い日差しの中、中腰での収穫作業は大変!
それでもモクモクと作業は進んでいきます。
完熟したブルーベリーを少し味見させてもらいましたが、甘味た~っぷりの中に爽やかな酸味もあり何よりジューシー\(^o^)/
無農薬栽培なので、もぎたてをそのまま食べられます♪

 選果作業

こちらは選別作業中。

実の割れてしまったものや傷んでいるものを選り分けて行きます。

 

 

 

花の木農場のブルーベリーは、各アンテナショップ・農場近隣の農産物直売所等に出荷されます。
収穫してしまったもののやや未熟だったものや粒の小さいものは花の木冷菓堂のジェラートに使われるそうです。

今の時期にしか味わえないフレッシュなブルーベリー、皆さんも是非ご賞味ください 

 

モクモク・・・

ポカポカ陽気に誘われて、ふらりと外へ。
”春の花がきれいだな~”と散策していると、水耕栽培のガラスハウスの辺りからモクモクと煙が・・・

行ってみると、花班の利用者さんが何やら作業中。

 煙モクモク燻炭つくり

何をしているのか聞いてみると、「くんたんを作ってるの。」

「くんたん・・・?」
くんたん=燻炭。もみ殻を炭にしているところだったんです!!

まず台の上に筒をセットし、その周りにもみ殻を盛ります。
その山に穴を開け、根元に火をつけて燃やしていきます。
周りが黒くなってきたら更にもみ殻を上から足し、上から足し・・・
煙たくて目はショボショボするし、それなりに熱いし、燃やしすぎて灰になってしまわないよう目は離せないし・・・。

思っていた以上に大変な作業。
この作業は、写真に写っている彼が担当なんだそうです。
その見極めや根気強さ、彼がこの作業を一番上手にできるんですって!

もみ殻の山を近くで見るとこんな感じ。

みるみるうちに黒くなっていくもみ殻の山

さて、もみ殻の山が全部黒くなったからといって気は抜けません。
今度は燃えすぎて灰になってしまわないように広げて、大量の水をかけるんだそうです。
担当職員に話を聞くと「大量ですよ。本当に大量ですよ!」と言っていたんですが・・・。
いったいどんな量なんでしょう??  (次回見に行ってみます!)

この燻炭は、花の苗を育てるポットに入れる土に混ぜられるそうです。
混ぜられる量は微量ですが、ポット数がとても多いのでこの作業は月にだいたい1回。多いときで3回行われるそうですよ!

燻炭を入れることで、様々ないい効果が得られるそうですよ♪

煙たいし、熱いけど、頑張ってくださいね~(^O^)/

 


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